八尾ねこの会さくら ねこの事コトコト

ねこの事を取り留めも無く色々と・・・

<ねこのうわさ>
ねこはどうして悪く言われることがあるのだろう・・・。3年飼っても3日で恩を忘れるとか、 化け猫とか・・・。 3日で恩を忘れるはずがありません。ただ犬と違いとても臆病なだけです。小さい動物はみんな臆病で 逃げる事しかできません。ねこはずっと人間と暮らしていても、本能的に大きな人間には恐怖を感じる 事があるようです。部屋の中を歩くだけで、飼っているねこは驚いて逃げ回る事がよくあります。 そういう様子から、ねこは自分を信用してくれない、いくら飼っても恩を忘れる・・といううわさになる のでしょう。
ねこが化けるなんて、そんなばかなー・・・。冬になるとにゃんの女の子は恋の季節になります。それで ウッギャーとか大きな声を出すようになります。しかもねこは夜行性なので夜中に鳴く事も多いのです。 たまたまですが、その鳴き声は人間には気味悪く聞こえてしまいます。それで化け猫のイメージに なるのでしょうね。化け猫のお話は江戸で作られたおとぎ話です。そのため関東では未だにしっぽの 短いねこが多く、関西では長いしっぽのねこが多いようです。お話に登場する化け猫はしっぽが長い ので、江戸では敬遠されたからみたですよー。

ではおとぎ話を1つ・・・ねこを部屋で飼っていると、時々天井の角の方をキッとにらんだり、廊下の 向こうをにらんだりする事があります。どうやら邪悪な霊がねこには見えるらしい。邪悪な霊が 家の中に入り込むのを追い払って、飼い主を守ってくれているようですよ。霊を感じる人が「ねこを 飼うようになってから、すっかり家で霊を感じなくなった」と言ってたのを聞いた事があります。 かわいい顔をしていても、ねこちゃんは妖怪に立ち向かい、ちゃんと飼い主の優しさに恩返しを してくれているようです。

<ゴロゴロ・・・>
ねこちゃんを抱いていたり、首のところをこりこりしていると「ゴロゴロ」と言って快感を表現して くれます。「あー、気持ちいいんだねー」と思うと、飼い主の方もなんだかとっても幸福感に 包まれます。人は何か自分の行為で相手が「うれしいよー、うれしいよー」って言ってもらえる 場面って少ないと思います。そして自分の行為でそんなに喜ばれると自分もすごく嬉しく幸福感を 感じるものです。ねこを飼うと毎日それを実感できますね。
ところでこの「ゴロゴロ」というねこの音ですが、わたしには「ブクブク」と聞こえます(HP 記述者)。 みなさんはどういう風に聞こえるのでしょうか。外国の人はなんと表現するのでしょうね。

<悲しいお別れ>
かわいいかわいいねこちゃんもいつかはお別れの日がきますね。野良の寿命は5〜7年で、ちゃんと 人が飼ってあげると、10年以上は楽に生きているようです。かわいいねこちゃんが旅立ったら、 箱にきれいなタオルを敷いてそこに寝かせてあげましょう。そしてお花でいっぱいにして一晩 一緒に過ごしましょう。それからお見送りです。とっても悲しいですから、3日、4日間ほどは いっぱい泣きましょうね。我慢すると胸が苦しくなりますよ。思い出してはえーんえんいっぱい 泣きましょう。
でも悲しむのはそれまで。実は小さい生き物って割と早く魂がこの世に戻ってくるのです。 虫なんてすぐに戻ってきます。人間は長生きで業の深い生き物ですから、100年や200年では この世に戻れません。それで戻っても前世の事は何一つ覚えていないのです。でもねこちゃんは 数か月から1年ほどで魂が戻って来て、しかも前世の事をなんとなく覚えています。大事に 優しく飼われていたねこちゃんはまた同じ飼い主を探す事がよくあります。ふいに現れた野良ちゃん や譲渡会で目が合ってじっと見ているねこちゃんは、戻って来た子かも知れませんよ。

 

八尾ねこの会ホームページに戻る

 

 

 

 

inserted by FC2 system